話を面白くしたいあなたへ（「土足」力について②）
相手のふところに飛び込むコミュニケーション、
「土足力」について。
第二弾です。
「土足力」は大きく２つに分けることができます。
①身体的土足力
②言語的土足力
の２つです。
身体的土足力とは、スキンシップによるものです。
対象は異性の場合が多いでしょう。
頭をぽんぽんとなでたり
相手の手に触れたり
などです。
よく手相占いができる人は、合コンなどでモテると聞きますが
自然と相手の手という体の一部に触れることが出来るからです。
さらに言えば、占いという女性の好みがちなテーマでもあるので
その効果は絶大でしょう。
同性同士でも効果は高いと思います。
社会人時代の経験から、
「お前よくがんばってるな！」と言いながら
肩をばしばし叩くと
満更でなく喜んでくれる部下は多かったです。
特に体育会系の部活動出身者は、こういうコミュニケーションを喜ぶ傾向にあります。
言語的土足力とは、偏見や相手の容姿・容貌を「いじっ」たりすることによるものです。
偏見を用いたトーク例としては、
「君、絶対モテるでしょ？」「学生時代ヤンチャしてたでしょ？」
のようなものですね。
上手くいけば、「そんなことないですよー」などの反応が起こり
「なんでそう思ったか」を、なるべく相手を褒めつつ伝えることにより
会話は盛り上がりを見せます。
ちょっと応用編ですが、ある程度関係性が深まったところで
Ｈな話題で効果的に盛り上がることもあります。
「背が低い子って、Ｈな子が多いってほんと？」
とかですね。
勿論、タイミングには特に注意が必要です。
相手の容姿・容貌をいじることによるトーク例として代表的なものは
「芸能人にたとえる」などでしょうか。
このとき、本心で思っているよりも少し「かわいい」あるいは「きれい」な芸能人を挙げると
かなりの高確率でノッてきてくれます。
これも先ほどと同じで
なぜそう思ったかを、きちんと伝えることによって
会話を一段と盛り上げます。
このとき、顔のパーツの一部分などに注目してあげると
さらに効果的な場合があります。
たとえば鼻を徹底的に褒めたりですね。
そこまでピンポイントに普段褒められることは少ないため
「この人、こんなところまで見てくれてるんだ。今まで誰にも言われたことなかったのに」
などからの好意が生まれやすかったりします。
「あまり人に言われないであろうこと」を、敢えて言ってみるというのは
相手から一目置かれるテクニックです。
美人の人に「きれいですね」は、言われ慣れてるので効果薄です。
それよりも、「元ヤンですか？」のほうが、相手に刺さりますし
予期せぬ反応を呼び起こし、さらなる盛り上がりにつながる場合があります。
いかがだったでしょうか？
くれぐれも相手の性格などを読み取ったうえで
相手のふところに踏み込むトーク術「土足力」を活用して
魅力的な話術を身につけてください。