悪用厳禁!?禁断の話術「コールドリーディング」②
話し方・本・ベストセラーなどで検索をすると
石井裕之さんの『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』
という本が出てきます。
コールドリーディングってなんだろう
と思い、いろいろと調べると
特に初対面時に超有効な会話術であることが分かりました。
前回は、バーナム効果の活用とダブルバインドについて解説しました。
今回はそれ以外についてみていきましょう。
第一印象と真逆のことを言ってみる、というのも効果的です。
「明るくにこにこしてて人当たりが良さそうだけど、家では結構暗かったりするでしょ」
「すごく大人しそうに見えるけど、学生時代は結構ワルだったでしょ」
「お仕事で成功なさっていて、何不自由ない生活をしているように見えますが
裏ではこれまでに大変な苦労をなさったんではないですか?」
物事は表裏一体であり、人間性もまたそれにあたります。
明るく見える人には暗い部分があり
清純に見えてもかなりなHな部分があり
SでもありMでもあり
などです。
その「裏」の部分にスポットライトを当ててやることで
普段は見せられない自分を認めてくれる人、
自分をさらけ出してもいい人、と認知されるようになるのです。
実際には外れていたとしても、
「そんなことないよー。だって……だし」と、相手の話をさらに引き出すことができます。
そこから関係性が縮まるのは、時間の問題でしょう。
褒める⇒不満を引き出すの流れも、信頼が得られます。
「化粧も上手だし、ネイルにもすごく気を使っているよね。アクセ(サリー)も趣味がいいし
女子力高いよね。ほんと女の子って感じ」
「従業員の方々の表情を見ましたが、すごく活き活きされてますよね。
受付の方もとても笑顔で挨拶をしてくださいました。
この会社の風通しの良さや、働きやすさを物語っていますよね。
障害なく、ますます発展されていくように思えます」
ここまで褒められて、まず嫌な思いをすることはありませんよね
相手は満更ではない表情をするはずです。
ただし、あまり的外れなことを言ってしまうと、
「この人は自分を馬鹿にしているのか?」と感じられてしまう可能性があるので
注意が必要です。
さらに、人はここまで褒められると謙遜するものです。
あるいは、現状に対しての不満をこぼすようになります。
「そう言ってくれるのは嬉しいんだけど、実は……」のように
相手の本音を引き出し始めることが出来れば、しめたものです。
「何か悩み事や不満があるみたいだね、ちょっと聞かせてくれる?」
などと言い、相手の愚痴や不満に付き合ってあげましょう。
相手が彼氏持ちの女の子を狙う場合、
その彼氏を徹底的に褒めてみましょう。
ノロけられてしまったら、その時はまだタイミングではないので
無理に押してしまうと引かれてしまいます。
ですが、「でも私の彼ひどいんだよ」などと不満をこぼし始めたら脈ありです。
うまく相槌を打ちながら、共感してあげるようにしましょう。
「こんなこと話しちゃったの、女友達以外では初めてだな」
なんて引き出せたものなら、関係性が深まるまであと一歩ですね!
いかがでしたでしょうか?
悪用せずに、あくまで相手との距離を縮めるテクニックとして使用してくださいね。
印象と逆のことをあえて言う
人の性質は表裏一体なので、裏の部分を認めてあげる。
褒める⇒不満を引き出す
相手の現状への不満を引き出し、それを親身に聞いてあげる。
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