話を面白くしたいあなたへ(「傾聴」力について)
コミュニケーションとしての実際の会話の場では
「聞き上手」であることも、非常に重要です。
ずっとこちらがしゃべっていては
相手もだんだん飽きてしまいますし
なにより、こちらがどっと疲れてしまいます。
「相手にいかにしゃべってもらうか」
特に初対面の相手の場合に
どれだけ相手から話を引き出すかが
会話を盛り上げる鍵となります。
ここでは、特に初対面でのコミュニケーションが苦手な方を想定します。
意識するのはたった2つです。
興味と共感
これだけです。
よく会話を盛り上げるための〇〇のコツ!なんて取り上げられますが
本当に会話が苦手な人にとっては、そのコツの数が多すぎて
実際の会話の場面で意識しすぎてしまい、失敗することが多いです。
かくいう私もそうでした 笑
ですので、私自身の失敗に対する反省も含め
とりあえず意識するのは
興味と共感
これでいってみましょう。
では、それぞれ詳細をお伝えします。
「興味」とは、相手の話したことに対して、「?」や「!」をぶつけることです。
例を見てみましょう。
例①
(相手)─わたし最近、ネイルにはまってて
(自分) へえ、ちょっと見せて、見せて。すごい、かわいいね!
これって自分でやってるの?
例②
(相手)─わたし、出身は〇〇なんですよね
(自分) 〇〇!いい所だよねぇ、行ったことないけど 笑
〇〇ってどういう所なの?教えて、教えて!
というような感じですね。
これは、私が「この人会話上手だなー」と思った人の
実際のトーク例です。
「へえ」や「そうなんだ」で終わらせるのでなく
中学英語で習った「5W1H」
※5W1H=when(いつ)、where(どこで)、who(誰が)、what(何を)、why(なぜ)、how(どのように)
を活用しつつ、相手の「話したい」欲求を高めさせます。
相手に
「この話してもいいんだ」
と思わせたら勝ちですね。
このとき、相手をきちんと見て、適度に相槌を打ちながら話を聞きましょう。
相手を見るときのポイントも1つ。
初対面で、相手との距離がまだ遠い場合は
相手の「鼻を見て」話すようにしましょう。
いきなりじっと目を見つめられて話されると
若干引かれますよね 笑
かといって、見当違いのところを見ていると
相手が逆に気になってしまいます。
鼻を見る、がベストですね。
距離が近づいてきたら、目をじっと見つめてもOKです!
少し話が逸れましたが、まず第一に「興味」が大事というお話でした。
そしてもう1つが「共感」です。
これも例を見てみましょう。
例
(相手)─この前上司にすごい怒られちゃって。
(自分) それは辛かったね。どんなことがあったの?
という具合です。
特に、愚痴や相談をもちかけられたときに
しっかりと「共感」してあげることによって
あなたへの信頼感は、ぐっと高まります。
こちらが頑張ろうとしなくても
どんどん相手からしゃべってくれるようになるでしょう。
NG対応は、相手の言ったことを「否定」すること。
心理学的に、言ったことを否定されると
その相手を、「親」や「教師」に重ねてしまい
大きな壁を作ってしまいます。
「でも」や「だけど」の接続詞は
関係性の浅い相手には使わないよう心がけましょう。
いかがでしたでしょうか?
興味・共感を意識して、親密な会話が出来るようにしましょう!!
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