話を面白くしたいあなたへ(「傾聴」力について)

2021年9月18日

コミュニケーションとしての実際の会話の場では

「聞き上手」であることも、非常に重要です。

ずっとこちらがしゃべっていては

相手もだんだん飽きてしまいますし

なにより、こちらがどっと疲れてしまいます。

「相手にいかにしゃべってもらうか」

特に初対面の相手の場合に

どれだけ相手から話を引き出すかが

会話を盛り上げる鍵となります。

ここでは、特に初対面でのコミュニケーションが苦手な方を想定します。

意識するのはたった2つです。

興味と共感

これだけです。

よく会話を盛り上げるための〇〇のコツ!なんて取り上げられますが

本当に会話が苦手な人にとっては、そのコツの数が多すぎて

実際の会話の場面で意識しすぎてしまい、失敗することが多いです。

かくいう私もそうでした 笑

ですので、私自身の失敗に対する反省も含め

とりあえず意識するのは

興味と共感

これでいってみましょう。

では、それぞれ詳細をお伝えします。

「興味」とは、相手の話したことに対して、「?」や「!」をぶつけることです。

例を見てみましょう。

例①

(相手)─わたし最近、ネイルにはまってて

(自分) へえ、ちょっと見せて、見せて。すごい、かわいいね!

      これって自分でやってるの?

例②

(相手)─わたし、出身は〇〇なんですよね

(自分) 〇〇!いい所だよねぇ、行ったことないけど 笑

      〇〇ってどういう所なの?教えて、教えて!

というような感じですね。

これは、私が「この人会話上手だなー」と思った人の

実際のトーク例です。

「へえ」や「そうなんだ」で終わらせるのでなく

中学英語で習った「5W1H」

 ※5W1H=when(いつ)、where(どこで)、who(誰が)、what(何を)、why(なぜ)、how(どのように)

を活用しつつ、相手の「話したい」欲求を高めさせます。

相手に

「この話してもいいんだ」

と思わせたら勝ちですね。

このとき、相手をきちんと見て、適度に相槌を打ちながら話を聞きましょう。

相手を見るときのポイントも1つ。

初対面で、相手との距離がまだ遠い場合は

相手の「鼻を見て」話すようにしましょう。

いきなりじっと目を見つめられて話されると

若干引かれますよね 笑

かといって、見当違いのところを見ていると

相手が逆に気になってしまいます。

鼻を見る、がベストですね。

距離が近づいてきたら、目をじっと見つめてもOKです!

少し話が逸れましたが、まず第一に「興味」が大事というお話でした。

そしてもう1つが「共感」です。

これも例を見てみましょう。

(相手)─この前上司にすごい怒られちゃって。

(自分) それは辛かったね。どんなことがあったの?

     

という具合です。

特に、愚痴や相談をもちかけられたときに

しっかりと「共感」してあげることによって

あなたへの信頼感は、ぐっと高まります。

こちらが頑張ろうとしなくても

どんどん相手からしゃべってくれるようになるでしょう。

NG対応は、相手の言ったことを「否定」すること。

心理学的に、言ったことを否定されると

その相手を、「親」や「教師」に重ねてしまい

大きな壁を作ってしまいます。

「でも」や「だけど」の接続詞は

関係性の浅い相手には使わないよう心がけましょう。

いかがでしたでしょうか?

興味・共感を意識して、親密な会話が出来るようにしましょう!!

会話術

Posted by MN1227